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【#えぞ財団】 連載企画「#北海道経済入門」① ~入門の入門・前編~

【#えぞ財団】 連載企画「#北海道経済入門」① ~入門の入門・前編~

えぞ財団 2022年1月19日

新連載「北海道経済入門」!初めまして、神門です


初めまして!僕は小樽商科大学3年生の神門崇晶と申します。
もしかすると、僕のことをご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、2021年4月から始動した「札幌解体新書」の学級委員長を務めています。この解体新書は、えぞ財団と札幌移住計画のコラボで実現しています。詳しくはえぞ財団で取り上げていただいた以下のnoteからご覧ください!

神門崇晶(かんどたかあき):小樽商科大学3年生。札幌北高校を卒業し1年間の浪人生活を経て,小樽商科大学に2019年に入学。同年11月に「カレーパンドラ小樽商大店」をオーナーと共にオープン。コロナ禍により同店を休業し,2020年にYoutubeチャンネル「おたる再興戦略室」を開設。これをきっかけに,2021年4月から「札幌解体新書」の学級委員長を務める。2020年からFMラジオ局で「神門たかあきのラジオしか勝たん!」という番組をもつなど様々な活動を行っている。

vol.28 神門 崇晶 「一度は逃げた、だから自分と向き合い続ける」
https://note.com/unistudent_hkd/n/n43bfe64d9eab

そしてこの度,学級委員長としての働きをずっと見て下さっていた、えぞ財団発起人の富山さん、団長の成田さんからお声がけ頂きまして,連載をもつことになりました。このような経緯で、この「北海道経済入門」がスタートしました。

北海道経済入門とは?


さて、この「北海道経済入門」について詳しく説明していきます。
上のインフォグラフィックは、「北海道経済入門」のトリセツであり、同時に理念でもあります。
この連載では,北海道経済についての「今さら聞けない」 という部分を探っていきます。例えば、北海道の経済の大きさはどれくらいなのか?それを構成する北海道の主要産業は何か?など北海道経済の基本的な部分を理解していくことを試みるプロジェクトです。
確かに、北海道庁は以下のようにまとめ、発表していて北海道経済を知るツールはありますが、なかなか読み解くのは難しく根気がいります…


今回の「北海道経済入門」では「今さら聞けない」北海道経済の基本的なことをインフォグラフィックを駆使して学んでいきます。「経済との距離をもっと近くに」を合言葉に、視覚的にとっつきやすくかつわかりやすくまとめることで、皆さんと一緒に楽しく学んでいければいいなと思っております。
僕は、経済「学」については素人です。
しかし,いま目の前にある経済を自ら紐解き,分析し,その姿を少しでも明らかにし、それらを基に未来の北海道のあるべき(あってほしい)姿を皆で論じて行動していくことは、大変意義のあることだと思います。この「北海道経済入門」はそのような理想を掲げて始動します。
ゆくゆくは、「北海道経済を知るには、とりあえず北海道経済入門をみておけば間違いない!」という声が北海道全土で聞こえてくればありがたい限りです。
さて、今回は経済を見ていく上での基本的なことをまずおさらいしていきます。そもそもGDPとは何か?GDPは何を示しているのか?名目GDPと実質GDPってどんな違いがあるの?などです。
第3回からは、経済の構成要素である産業などの細かな部分を見ていこうと思います。まず、インフォグラフィックで簡単に大枠を把握した後に、詳しい内容を見ていきたいと思います。それでは、本編に入っていきます!

本日のインフォグラフィック


GDPとは何か?


まず、ニュースでよく聞く「GDP」という、マクロ経済を見る際には欠かせない指標についてです。GDPは、Gross Domestic Productの略称であり、日本語では「国内総生産」です。
このGDPとは「ある国内で一定期間に市場向けに生産された、すべての最終財サービスの総貨幣価値」のことを指します。 

出典:ジョセフ・E・スティグリッツ、カール・E・ウォルシュ(2012)、「スティグリッツ入門経済学」、東洋経済新報社、p. 277

総貨幣価値、という部分はテキストで表現方法が異なっていて、総付加価値という表現がよくされますが、簡潔にいうとGDPは「粗利益」と大体同じです。
「高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学」という本から例を引用します。高校生でもわかりやすいように書かれてあり入門本としておすすめです!


農家、製粉業者、パン屋だけからなる国があるとします。農家Aは100万円分の小麦を生産し、製粉業社Bはその小麦を購入し150万円分の小麦粉を生産します。そして、パン屋Cがその小麦粉を購入し200万円分のパンを生産したとします。
「総生産」という名称なので、100+150+200=450万円だと考えがちですが、GDPは「粗利益」です。なので、100+50+50=200万円がこの国の総生産になります。そして、このような粗利益の積み重ねが,GDPという大きな数となって私たちの耳に届くことになります。


GDP三面等価の原則


では、なぜGDPを見ることが重要なのでしょうか?ここで、重要な原則をご紹介したいと思います.「GDP三面等価の原則」です。

野村証券によると「一国の経済において、生産(付加価値)、分配(所得)、支出(需要)の3つの側面でみた額が、一定期間が経過した後(事後的)には等しくなることを指す、マクロ経済学上の原則のこと」とされています。

出典:野村證券、「証券用語解説集」


つまり、「生産=所得=支出」なのであり、国民の所得の総額を表すには最も分かりやすい指標ということなのです。より詳しいことを知りたい方は以下をご覧ください。


まとめ


さて、ここまでマクロ経済の基本的なことをまとめました。GDPとは、Gross Domestic Product の略で、粗利益の積み重ねによって、数字という形で私たちの経済を示してくれます。「生産=所得=支出」という三面等価の原則があり、国民の所得の総額を分かりやすく表す指標であるため、GDPは使われているとされます。

次回の「入門の入門・後編」では、GDPについてもう少し詳しく見ていきます!

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